【災害食】ローリングストックで備える!防災食料品のおすすめリスト

防災
悩む男性
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防災食料品って、非常時しか食べないから無駄になりそう…

困っている女性
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何を用意したらいいか分からないし、どうやって備蓄を始めたらいいの?

あなたは、そんな風に感じていませんか?

実は私も、防災を始めたばかりの頃は同じ悩みを抱えていました。せっかく用意しても、賞味期限が切れてしまってはもったいない。そんな不安を解消してくれるのが、今、防災意識の高い人たちの間で注目されている「ローリングストック法」です。

これは特別な知識が必要な方法ではありません。日常生活に取り入れるだけで、無理なく、無駄なく、そして美味しく防災ができる、まさに一石三鳥の備蓄方法です。この記事を最後まで読めば、あなたも今日から簡単にローリングストックを始められ、いざという時の食の不安から解放されるでしょう。


ローリングストックとは?

ローリングストックとは、日常的に食べている食品を少し多めに買い置きし、食べたらその分を買い足していくことで、常に一定量の食料を家庭に備蓄しておく方法です。

例えば、お米や缶詰、レトルト食品、ペットボトルの水など、普段から消費しているものを多めにストックしておきます。そして、ストックの中で古いものから順に消費し、消費した分だけ新しいものを買い足すのです。これにより、常に新鮮な食料が備蓄されている状態を保つことができます。

この方法の最大のメリットは、「無駄にならない」こと。いざという時しか食べない非常食とは違い、普段から食べ慣れたものが備蓄されるため、災害時も安心して口にすることができます。

失敗しない防災食料品の選び方

ローリングストックで備える際、どんな食料品を選べばいいのでしょうか?

以下の3つのポイントを意識して選んでみましょう。

1. 保存期間は「1週間」を目安に

一般的に、公的機関が推奨する備蓄期間は「3日分」ですが、大規模な災害ではライフラインの復旧に1週間以上かかることもあります。そのため、1週間分の食料を目安に備蓄しておくことをおすすめします。

2. 調理方法に気を配る

停電やガスが止まった状況では、調理ができません。そのため、火や水を使わなくてもそのまま食べられるものや、お湯を注ぐだけで簡単に調理できるものを選ぶと安心です。

3. 栄養バランスも忘れずに

炭水化物ばかりだと栄養が偏ってしまいます。タンパク質やビタミン、ミネラルもバランス良く摂取できるよう、様々な種類の食品を組み合わせましょう。


ローリングストックにおすすめ!防災食料品リスト10選

ここからは、上記のポイントを踏まえた、ローリングストックにぴったりの食品をタイプ別にご紹介します。

【主食】

  1. アルファ米(災害用保存食)
    • ポイント: お湯や水を注ぐだけで簡単に調理できるお米です。種類も豊富で、日常的にお試しで食べてみるのも良いでしょう。
  2. 長期保存パン
    • ポイント: ふわふわで美味しいパンが、製造から数年間も保存できます。そのまま食べられる手軽さが魅力です。
  3. レトルトご飯
    • ポイント: 普段から食べ慣れているレトルトご飯も、ローリングストックに最適です。温めなくても食べられるタイプを選んでおくと安心です。

【主菜・おかず】

  1. 缶詰(サバ缶、ツナ缶など)
    • ポイント: 魚や肉の缶詰は、タンパク質を豊富に含み、そのまま食べられます。災害時はもちろん、普段のおかずにもなります。
  2. フリーズドライ食品
    • ポイント: 味噌汁やスープなど、お湯を注ぐだけで本格的な味が楽しめます。軽くてかさばらないため、備蓄にぴったりです。
  3. レトルト食品(カレー、牛丼の具など)
    • ポイント: 普段から食べ慣れているレトルト食品も、多めにストックしておきましょう。

【その他】

  1. 野菜ジュース・果物缶詰
    • ポイント: 野菜が不足しがちな災害時に、ビタミンや食物繊維を補給できます。
  2. 栄養補助食品(ゼリー、カロリーメイトなど)
    • ポイント: 疲労がたまりやすい避難生活で、手軽にエネルギーを補給できます。
  3. お菓子・チョコレート
    • ポイント: 甘いものは、心と体を癒す大切な栄養源です。特にストレスを感じやすい災害時には、気分転換になります。
  4. ペットボトルの水
  • ポイント: 飲料水としてだけでなく、調理や衛生管理にも使います。最低でも一人1日2Lを目安に備蓄しましょう。

水のローリングストックについて詳しく知りたい方はこちら


まとめ

ローリングストックは、特別な防災グッズを用意するのではなく、日々の買い物の延長でできる、最も現実的な防災方法です。

この記事でご紹介した食品リストを参考に、まずは「お米を1袋多めに買う」「缶詰を数個ストックする」といった小さな一歩から始めてみませんか?

今日から始める小さな備えが、いざという時の大きな安心につながります。

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