副業で遠回りした30代会社員がやめた選択と残った考え方

まとめ(失敗から学ぶ)

35歳になった今、「自分の人生は、うまくいっているのだろうか」
そんなことを、ふと考えるようになりました。

20代の頃、私は特別な成功を求めていたわけではありませんでした。
ただ、普通に働いて、普通に暮らしていければいい。
そう思っていました。

しかし、30歳が近づいてくると、
将来のお金、働き方、家族のことが気になり始め、
「このままで本当に大丈夫なのか」という不安が少しずつ強くなっていきました。

この不安を解消するために、
資格の勉強をしたり、副業に挑戦したり、
投資やブログにも手を出してきました。

結果として、
うまくいかなかったことの方が多いです。
途中でやめた選択も、遠回りだったと感じる経験もたくさんあります。

それでも今の私は、
「あのとき無駄なことをした」とは思っていません。

なぜなら、
遠回りしたからこそ、
自分には向いていないもの、
逆に続けられたものがはっきりしたからです。

この記事では、
副業や勉強、お金のことで遠回りしてきた
一人の30代会社員が、
最終的にやめた選択と、
それでも残った考え方についてまとめています。

成功談や一発逆転の話ではありません。
同じように悩み、迷っている方にとって、
「こういう道もある」と考える材料のひとつになれば嬉しいです。

23歳、地元を離れて就職したところから始まった

23歳のとき、育った県とは別の県で就職しました。
特別な理由があったわけではなく、
「就職活動の中で見つけた企業になんとなく就職した」という、
ほんとうにそんな理由でした。

当時は、将来について深く考えていたわけでもなく、
仕事をしながら生活できれば十分だと思っていました。
キャリア設計やライフプランといった言葉も、
真剣に考えてはいませんでした。

ただ、環境が変わったことで、
「この場所で定年まで働き続けるのだろうか」
と、漠然と考える瞬間はありました。


資格取得と、27歳で考え始めた将来の不安

危険物甲種を取得した理由

24歳のとき、危険物甲種を取得しました。
仕事や将来のことを考えたときに、
「何か形に残るものが欲しい」と思ったのがきっかけです。

幸い、卒業した大学が化学系の選考だったため、受験条件を満たしていたので、                危険物甲種を直接受験できました。

資格を取れば、
少しは将来が安定するのではないか。
当時は、そんな単純な考えでした。

親の介護を意識し、地元に戻る決断

27歳になる頃、
将来的に自分が親の介護に関わる可能性を
現実的に考えるようになりました。

その結果、
今いる場所でキャリアを積むよりも、
地元に戻ることを優先しようと決めました。

今振り返っても、
この判断自体は間違っていなかったと思っています。
ただ、この決断が、
その後の遠回りの始まりだったのも事実です。


2年間の無職と、公務員試験という遠回り

地元に戻ったあと、
すぐに次の仕事が決まったわけではありませんでした。

安定した働き方を求めて、
公務員試験に挑戦することを決めました。

結果的に、
2年間、無職のまま
貯金を切り崩しながら勉強を続ける生活になります。

不安がなかったと言えば嘘になります。
むしろ、
「この選択は本当に正しいのか」
と、自問する日々でした。

それでも、
ここで結果を出さなければ後がない、
という思いで勉強を続けました。

最終的な結果は、不合格。
努力がそのまま結果に結びつくわけではない、
という現実を突きつけられました。


28歳、貯金10万円以下での再スタート

公務員試験に不合格となり、
改めて就職活動を行った結果、
28歳のときに現在の会社に中途採用で入社しました。

その時点での貯金残高は、
10万円を切っていたと思います。

金銭的にも、精神的にも、
これ以上の遠回りはできない。
そんな状況での再スタートでした。

ただ、このタイミングでようやく、
「将来の不安から目を背けずに向き合わなければいけない」
と、本気で考えるようになった気がします。


1年で100万円貯金できたことで気づいたこと

現在の会社に中途採用で入社してから、
生活を一度リセットすることにしました。

特別な節約術を実践したわけではありません。
収入と支出を把握し、
無理のない範囲でお金を使う。
それだけを意識しました。

すると、入社から1年ほどで、
貯金額は100万円を超えていました。

この経験を通して感じたのは、
「お金の問題は、能力よりも知識の差が大きい」
ということです。

以前の自分は、
不安を感じながらも、
何が原因で不安になっているのか分かっていませんでした。

お金の流れを理解し始めたことで、
漠然とした不安が、少しずつ形のある課題に変わっていきました。


お金の知識を身につけるために選んだ資格

FP3級を勉強・取得した理由

お金について学ぶ必要性を感じたものの、
何から手をつけていいのか分からなかったため、
まずはFP3級の勉強を始めました。

投資で儲けるためというよりも、
制度や仕組みを理解したいという気持ちが強かったと思います。

勉強を進める中で、
保険、税金、年金といった仕組みが
少しずつ繋がって理解できるようになりました。

知識が増えるにつれて、
「分からないから不安」という状態から、
「分かるから冷静に考えられる」状態へ
変わっていった感覚があります。


家計管理のために簿記3級、そして簿記2級へ

FPの勉強をきっかけに、
数字に対する苦手意識を克服したいと考えるようになりました。

そこで選んだのが、簿記3級です。
家計管理やお金の流れを理解するうえで、
基本的な考え方が役に立つと感じました。

勉強を続ける中で、
「これは自分でも続けられる」
という手応えを感じ、
最終的には簿記2級まで挑戦することになります。

資格を取ったことで、
収入が急に増えたわけではありません。
ただ、数字に対する苦手意識が薄れ、
お金に関する判断を落ち着いてできるようになりました。


投資を始めたが、派手なことはしていない

29歳のときに、旧NISAを利用して投資を始めました。
とはいえ、
短期間で増やそうと考えていたわけではありません。

投資に取り組んだ目的は、
お金を増やすこと以上に、
将来への不安を小さくすることでした。

株式投資で大きな利益が出たことはありませんし、
特別な手法を使っているわけでもありません。

それでも、
「長期的にお金と向き合う視点」を持てたことで、
日々の生活やお金の使い方が
少しずつ落ち着いていったように感じています。


31歳、せどりに挑戦して気づいた「向いていなさ」

31歳のとき、
「何か副業を始めてみよう」と思い、
まずはせどりに挑戦してみることにしました。

いきなり仕入れをするのではなく、
家にある本をメルカリで出品するところから始めました。
リスクを抑えて、小さく試してみるためです。

実際に出品してみると、
売れる経験はありましたし、
仕組み自体も理解できました。

ただ、続けていく中で、
次第に違和感を覚えるようになりました。

商品を探し、
相場を調べ、
発送の手間を考える。

その一つひとつが、
「できなくはないが、やりたいとは思えない」
という感覚だったのです。

このとき初めて、
「稼げるかどうか」ではなく、
「続けたいと思えるかどうか」
                                            が自分にとっては重要だと気づきました。

結果として、
せどりは本格的に取り組む前にやめる判断をしました。
これは失敗というより、
向いていないことを早めに見極められた経験だったと思っています。


33歳、WEB制作に挑戦して完全に断念した理由

その後、
もう少しスキルとして残るものを身につけたいと考え、
33歳のときにWEB制作の学習に挑戦しました。

学習には、
オンライン講座(デイトラ)を利用しました。
教材も整っており、
「ここまでやれば身につく」という道筋も示されていました。

実際に手を動かし、
課題に取り組む中で、
知識として理解できる部分もありました。

しかし、
作業を重ねるほど、
自分の中で違和感ははっきりしていきました。

作成図面に自分の作成したものを一致させるために
細かい調整を繰り返すことが、
想像以上に苦痛だったのです。

努力不足だったとは思っていません。
むしろ、
「これ以上続けても、楽になる未来が見えない」
と感じました。

そこで、
WEB制作についても途中で断念する決断をしました。

この経験を通して、
「人気がある」「稼げると言われている」
という理由だけで選んだものは、
長く続かないということを、身をもって理解しました。


34歳、ブログに挑戦するも結果は出なかった

33歳でWEB制作を断念したあと、
「それでも何か自分の経験を活かせる形はないか」
と考えるようになりました。

そこで34歳のとき、ブログ運営に挑戦しました。

最初に選んだテーマは「退職代行」。
需要がありそうで、
実際に悩んでいる人も多いジャンルだと感じたからです。

記事を書き、情報を調べ、
時間をかけて更新を続けました。
しかし、思うように成果は出ませんでした。

次に取り組んだのが「防災」というテーマです。
生活に役立つ情報を発信できれば、
長く続けられるのではないかと考えました。

ですが、こちらも結果にはつながりませんでした。

努力が足りなかったとは思っていません。
ただ、
「テーマ選び」と「収益化」は、
想像以上に難しいという現実を知りました。

この経験から、
やってみないと分からないことがある
という当たり前の事実を、
改めて実感しました。


遠回りして最終的に残ったもの

ここまで振り返ると、
遠回りだったと思える選択はたくさんあります。

それでも、
すべてを無駄だったとは思っていません。

なぜなら、
遠回りしたからこそ、
自分なりの判断基準がはっきりしたからです。

遠回りして残った考え方

  • 向いていないことは、早めにやめてもいい
  • 稼げるかどうかより、続けられるかどうか
  • 知識はすぐに結果が出なくても、確実に積み上がる
  • 一発逆転を狙うより、生活を安定させる方が大切

これらは、
資格の勉強やお金の管理、副業の経験を通して、
少しずつ形になってきた考え方です。

今の自分は、
派手な成果を出しているわけではありません。
それでも、
将来に対する不安は以前より小さくなりました。


同じように悩んでいる人へ

もし今、

  • 副業がうまくいかなかった
  • 何を選べばいいのか分からない
  • 将来が不安で焦っている

そんな状態にいるなら、
一度立ち止まってもいいと思います。

遠回りした経験は、
決して失敗ではありません。
次に何を選ぶかを考えるための材料になります。

このブログでは、
私自身が遠回りしながら学んできたことを、
そのまま記録していきます。

正解を提示する場所ではありませんが、
考えるきっかけや判断材料として、
役立つ部分があれば嬉しいです。

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