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なぜ簿記3級を独学で取ろうと思ったのか
FP3級を勉強して、お金の制度や全体像は少し見えるようになりました。
ただ、その一方で「自分の家計を数字で整理できていない」という弱点もはっきりしました。
制度を理解していても、
毎月の支出や貯金の増減を感覚で捉えていると、結局また不安に戻ってしまいます。
私自身、将来が不安なときほど情報を集めすぎて、焦りが増えるタイプです。
そこで次に必要だと感じたのが、
数字を“見える化”して落ち着いて判断する力です。
簿記は会計の資格ですが、私にとっては
「家計を整えるための考え方」を身につける勉強でした。
まずは基礎から始められて、独学でも取り組みやすい簿記3級に挑戦することにしました。
簿記3級を独学でやった方法(テキスト選びが9割)
簿記3級を独学で進めるうえで、私が最初に感じたのは
「どのテキストを選ぶかで、挫折率がかなり変わる」ということです。
独学は、質問できる相手もいなければ、強制力もありません。
だからこそ、教材選びを間違えると、内容以前に心が折れやすくなります。
私が意識したのは、次の3点です。
初心者が挫折しないテキストの選び方(おすすめの基準)
① 解説が「自分の言葉に合う」もの
簿記3級は、用語やルールが最初の壁になります。
このとき、解説が硬すぎると理解が進まず、勉強が止まりやすいです。
私は、日本語を読んでいるのに英文を理解しようとしているような感覚になりました。
本屋や試し読みで、数ページ読んだだけで
「この説明なら理解できそう」と思えるものを選ぶのが安全です。
② フルカラーや図解が多い(特に最初の1冊)
独学の序盤は、理解よりも「慣れ」が大事です。
図解が多い教材は、頭に入りやすく、勉強のハードルが下がります。
「モチベーションが落ちたときでも開けるか?」
これも意外と重要です。
仕事で急に帰宅が遅くなったときに
1ページだけでも読めるかどうかって重要だと思います。
③ 問題演習がセットでできる(テキスト+問題集)
簿記は、読むだけでは身につきません。
むしろ「解いて間違えて覚える」科目です。
テキストだけ買って安心すると、
理解したつもりで進まずに止まりがちなので、
問題集(もしくは問題が十分付いている教材)は必須です。
実際に私は最初、テキスト中心で進めてしまい、問題を解く量が足りませんでした。
その結果、本番の時間配分に慣れておらず、試験で最後まで解き切れなかった経験があります。
ちなみに、実際に私が利用したテキストはこれです。
独学の進め方(読む→解く→間違える→戻る)
私がやった流れはシンプルです。
- テキストを一通り読む(完璧に理解しようとしない)
- 問題を解く
- 間違えたところだけ戻って確認する
- もう一度解いて、できるようにする
最初は「読んでも分からない」と感じることがありますが、
簿記は 解きながら分かる ことが多いです。
理解してから問題を解くというより、
問題でつまずいてから理解する。
この順番にした方が、独学でも前に進みやすかったです。
つまずきやすいポイント(ここで挫折しがち)
簿記3級でつまずきやすいのは、
難しい論点というより「最初の基礎の部分」です。
- 仕訳の考え方がピンとこない
- 勘定科目が覚えられない
- 借方・貸方が混乱する
ここで大事なのは、
「自分は向いてない」と決めつけないことです。
多くの人が同じところで止まりますし、
この段階は慣れの問題が大きいです。
だからこそ、図解が多く、説明が分かりやすいテキストを選ぶことが
挫折防止に直結します。
簿記3級を独学で取ってよかったこと(メリット)
簿記3級を独学でやって良かったと感じたのは、
資格そのものよりも、日常の中で「数字の見え方」が変わったことです。
① 家計を“感覚”ではなく“数字”で見られるようになった
支出が増えた・減ったを気分で捉えるのではなく、
「どこで増えたのか」「何が原因か」を冷静に整理できる感覚がつきました。
お金の不安が強いときほど、人は極端な判断をしやすいです。
簿記3級の勉強は、その前に一度落ち着いて考える土台になりました。
② お金の話に振り回されにくくなった
ネット上には「これで稼げる」「これをやれば増える」という情報が溢れています。
以前の自分は、そういう情報を見るほど焦りが増えていました。
簿記で基本的な数字の考え方が入ると、
情報に流される前に「それって本当?」と立ち止まれるようになります。
③ 独学で“やりきれた”経験が自信になった
簿記3級は、独学でも十分に合格を狙えます。
そして独学で一度やりきれると、次に何かを学ぶときも
「自分でも積み上げられる」という感覚が残ります。
この“自走できた経験”は、意外と大きいと思います。
正直「微妙」と感じたこと(デメリット)
独学で簿記3級を取ってみて、微妙だと感じた点もあります。
先に知っておくと、余計な落ち込みを避けられます。
① 取った瞬間に収入が増えるわけではない
簿記3級は「生活が整う」方向には効きますが、
それだけで収入が上がるわけではありません。
ここを期待しすぎるとギャップが生まれます。
② 独学は、教材が合わないと一気に止まる
独学最大の敵は、難しさより「止まること」です。
だからこそ、この記事で書いたように
挫折しない教材選びが9割だと思っています。
説明が硬い、問題が少ない、読みにくい。
こういう教材に当たると、内容以前に続きません。
③ 理解が浅いまま“なんとなく”終わる危険がある
独学は、自分で理解の深さを判断しなければいけません。
そのため「分かった気がする」で進んでしまうと、
問題演習で心が折れやすくなります。
簿記はとにかく
問題を解いて、間違えて、戻る
これができないと伸びにくいと感じました。
簿記3級が向いている人・向いていない人(体験ベース)
簿記3級は万人向けに見えて、向き不向きはあります。
私の体験から整理すると、こんな感じです。
向いている人
- 家計を整理して、不安を小さくしたい人
- 数字が苦手だけど、最低限の考え方は身につけたい人
- 副業に疲れて「地に足のついた選択」をしたい人
- 独学でコツコツ積み上げるのが苦ではない人
向いていない(続けにくい)人
- 短期間で稼げる手段を探している人
- 勉強そのものが強いストレスになる人
- 教材選びや計画を立てるのが苦手で、最初に止まりやすい人
ただ、向いていない人でも、
教材を「分かりやすいもの」にして、
毎日ゼロにしない仕組みを作れば、続けられる可能性は上がります。
簿記3級の次にやったこと(簿記2級へ進んだ理由)
簿記3級を独学でやりきったことで、
「この勉強は生活にも使える」と感じました。
ただ同時に、
もう少し深いところまで理解できれば、
家計やお金の判断がもっと安定するとも思いました。
そこで次に挑戦したのが簿記2級です。
ただし、ここで現実にぶつかります。
簿記2級は、簿記3級と同じ感覚で独学すると
一気に難しく感じやすいです。
私は、本屋でテキストを手にとって軽く読んで見ましたが、
思ったよりも理解できませんでした。
「独学でいけるか?」を考えた結果、
簿記2級は クレアールで受講する 選択をしました。
(独学で止まるリスクを減らしたかったからです)
👉簿記2級 クレアールを選んだ理由:独学がきつかった30代会社員の体験談(メリット・デメリット)
まとめ:簿記3級は「独学×テキスト選び」で挫折率が決まる
簿記3級は、本を買って独学でも十分に取得できます。
ただし、独学は自由度が高い分、止まりやすいのも事実です。
だからこそ大事なのは、勉強法以前に
- 初心者でも読みやすいテキストを選ぶこと
- 問題演習がしっかりできる教材にすること
- 読む→解く→間違える→戻るを前提にすること
この3つだと感じました。
簿記3級は「稼ぐ資格」ではありません。
でも、生活を整え、不安を整理し、判断を落ち着かせるための
現実的な土台になります。
そして次に、
「もう一段深く理解したい」と思った人は、
簿記2級で壁に当たりやすいので、
独学か講座かを含めて、現実的な選択をするのがおすすめです。
次の一歩:まずはこの1冊でOK
簿記3級は、教材を迷うより「これで最後までやる」と決めた方が早いです。
私は最終的に、テキスト+問題演習がセットで回せる教材に落ち着きました。
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