旧NISAどうするのが正解?売却の判断基準と新NISAへの考え方(体験談)

お金(投資・家計)

旧NISAをやっていると、ふと不安になります。
「このまま持ち続けていいの?」「新NISAが始まった今、旧NISAは売却して移行した方がいい?」
検索窓に「旧NISA どうする」「旧NISA いつ売る」と打ちたくなるのも自然だと思います。

私も投資を始めたばかりの頃は、まさに同じように迷っていました。
ただ、いろいろ調べて分かったのは、旧NISAは「新NISAに移行するかどうか」で考えるよりも、自分の目的と“続ける形”で整理する方が迷いが減るということです。

この記事では、旧NISAを「売却する/しない」の判断基準と、新NISA時代の考え方を、30代会社員の体験談を交えてまとめます。


結論:旧NISAは「目的」と「資金の役割」で決める

結論から言うと、旧NISAは「新NISAが始まったから売って移行」が正解とは限りません。
判断はシンプルに、この2つで考えるのが一番迷いにくいです。

  • 目的:何のために運用しているか(老後・教育・将来不安の解消など)
  • 資金の役割:それは生活費なのか、余剰資金なのか

私の投資方針は「余剰資金を長期で分散して生き残る」です。
この方針に立つと、短期の正解探しよりも「続けられる形」に整える方が重要になります。


旧NISAどうする?迷いが生まれるポイント(あるある)

旧NISAで迷う人の悩みは、だいたい次のどれかに集約されます。

旧NISAを売却した方が得なの?

「新NISAの枠を使うなら、旧NISAは売って資金を回した方がいいのでは?」
こう考える人は多いです。

ただ、ここで大事なのは「得か損か」より先に、
売る理由が目的と一致しているかです。

「移行」ってできるの?という誤解

旧NISAは、新NISAにそのまま“移し替える”ような意味での移行はできません。
実務的には、旧NISAは旧NISAとして保有し続け、新NISAは新NISAとして新規で積み立てる、という整理になります(※詳細は証券会社のルールに従ってください)。

だから「旧NISAをどうする」は、制度変更の問題というより、自分の運用を整理する問題になりやすいです。


旧NISAはいつ売る?売却の判断基準(チェックリスト)

ここが一番知りたいところだと思います。
私は「いつ売るか」を価格ではなく、状況で決めるのが現実的だと思っています。

売却を検討してもいいケース

  • その資金が余剰資金ではなくなった(生活防衛資金が足りない等)
  • 当初の目的が変わった(数年以内に使う予定ができた)
  • 商品が増えすぎて管理できず、継続が崩れている
  • 自分のリスク許容度を超えていて、精神的に続かない
  • 設定ミス(例:受取型を選んでしまった等)で運用が複雑になり、“迷いなく続ける状態”に戻したい

要するに、「続けるために整える」売却はアリです。

基本は売らない方がいいケース

  • 余剰資金で、長期目的が変わっていない
  • 値動きに慣れており、継続できている
  • 「上がったから売る」「下がったから売る」になりそう

このケースでは、売却は“判断ミス”になりやすいです。
売ることで迷いが増えるなら、持ち続ける方が楽なこともあります。


旧NISA売却でつまずきやすい注意点(初心者向け)

価格で判断しようとすると迷いが終わらない

「もっと上がったら売る」「もう少し下がったら買い直す」
こういう判断は、ほぼ確実に迷いを増やします。

旧NISAの悩みは、相場の正解ではなく、自分の継続設計の問題になりやすいです。

売った後に“次の一手”が決まってないとブレる

旧NISAを売ってスッキリしたつもりでも、
その後に「結局なにを買う?」で迷うと、空白期間ができます。

だから売却するなら、最低でも

  • 売ったあと何に入れるか
  • いつから積立を再開するか
    は先に決めた方が安全です。

旧NISAと新NISAはどう考える?「移行」より「整理」

私の中で整理がうまくいった考え方はこれです。

  • 旧NISA:過去の積立はそのまま育てる
  • 新NISA:これからの積立を、迷わない形で続ける

私は旧NISA・新NISAともに、当初は
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(通称:オルカン)
を両方持っていました。

でも、知識が増えるほど選択肢も増え、迷いも増えます。
商品が増えるほど管理が面倒になり、考える時間も増える。私の場合はこれが、継続の邪魔になりやすいと気づきました。

その結果、私は 2025年4月にオルカンのみに整理しました。
これは「どちらが優れているか」ではなく、私が「続けやすさ」を優先した結果です。


体験談:私が旧NISAで一番意識したのは「制度で続ける枠」を作ること

旧NISAを始めたとき、私が意識したのは「何を買うか」だけではありません。
むしろ、続けるための枠を先に作ることでした。

投資は、頑張るほど続くものではなく、
続く仕組みがあるほど続きます。

ここで一つ、恥ずかしい失敗談があります。
旧NISAで初めてオルカンを積立設定したとき、私はよく分からないまま「受け取り型」を選んでしまいました。
でも自分の方針(余剰資金を長期で分散して生き残る)を考えると、本当は分配金を現金で受け取るより、同じファンドを買い増していく
「再投資型」にしておくべきでした。

そこで私は設定を再投資型に変更しました。
ただ、問題は「すでに買ってしまった受け取り型」をどうするかです。

受け取り型のまま持っていても致命的ではない一方で、私は管理面で“うっかり”をやると思いました。
投資で一番怖いのは、商品選びの優劣よりも、運用が複雑になって継続が崩れることだと感じています。

そのため私は、最初に買ってしまった「受け取り型」はすぐに売却し、以後は再投資型に統一しました。
小さなミスでも、早めに整理して「迷わない状態」を作った方が、長期で続けやすいと判断したからです。

旧NISAは、その仕組みを作る土台になりました。
そして新NISAの時代になっても、私にとって大事なのは「当てること」より
市場に居続けることでした。


まとめ:旧NISAどうする問題は「続ける形」を作れば答えが出る

旧NISAをどうするか迷ったときは、次の順番で考えるのが一番楽です。

  1. そのお金は余剰資金か(生活防衛資金を削っていないか)
  2. 目的は変わっていないか(長期のままか)
  3. 続けられているか(商品が多すぎて迷っていないか)

私の場合は、売却の正解探しよりも、
「迷いを減らして続ける形に整える」方がうまくいきました。

※本記事は体験談であり、投資の正解を断定するものではありません。生活防衛資金を確保したうえで、無理のない範囲で判断してください。


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