副業で遠回りした30代会社員が、あとから気づいた資格の価値(簿記・FPの体験談)

まとめ(失敗から学ぶ)

副業で遠回りした今だからこそ、
はっきり言えることがあります。

それは、
簿記やFPの資格は、取った直後よりも、
失敗したあとにこそ価値が分かるものだった

ということです。

私は将来のお金に不安を感じ、
副業に挑戦するより前に、
FP3級や簿記の勉強をしていました。

当時は、
「資格を取ったから何かが変わった」
という実感は、正直ほとんどありませんでした。

ちょっとお金のことを意識するようになったくらいでした。

その後、
せどりやWEB制作といった副業に挑戦し、
結果的にどちらも「向いていない」と判断してやめることになります。

一見すると遠回りですし、
資格の勉強は無駄だったようにも見えるかもしれません。

それでも今振り返ると、
副業で失敗しても大きく崩れなかった理由は、
あのとき身につけたお金と数字の知識があったから
だと感じています。

の記事では、
簿記やFPの資格を「成功の武器」としてではなく、
遠回りを支えてくれた土台としてどう役立っていたのかを、
30代会社員の実体験をもとにまとめています。

副業に疲れた方や、
「資格って本当に意味があるの?」と感じている方にとって、
ひとつの考え方として参考になれば嬉しいです。

将来の不安から、先にお金の勉強をしていた

副業に挑戦するよりも前、
私が最初に感じていたのは、
「このまま働き続けて大丈夫なのだろうか」という
漠然とした将来不安でした。

収入が急に増える見込みはなく、
お金についても、
何となく不安だけが先に立っている状態。
何が問題なのか、自分でもはっきり分かっていませんでした。

そこで考えたのが、
まずは お金の仕組みそのものを理解すること でした。

投資で増やす前に、
家計や制度、税金や保険について、
最低限の知識を持たなければ、
正しい判断はできないと思ったからです。

その流れで取り組んだのが、
FP3級や簿記の勉強でした。

どちらも、
「資格を取って稼ぐ」ことが目的ではなく、
お金に対する不安の正体を知るための勉強だったと思います。


資格を取っても、不安は完全には消えなかった

FP3級や簿記の資格を取得したあとも、
将来への不安が一気になくなったわけではありませんでした。

制度や数字の仕組みは理解できても、
現実の生活が劇的に変わるわけではありません。
収入が増えることもなく、
「これで正解なんだろうか?」という気持ちは、
いつも心のどこかに残っていました。

知識が増えたことで、
逆に「もっと何かできることがあるのではないか」
と感じるようになった面もあります。

この頃の私は、
知識は身につけたものの、
それをどう活かせばいいのか分からず、
宙ぶらりんな状態でした。

結果として、
「やはり行動しなければ不安は消えない」と考え、
副業という選択肢に目を向けることになります。

ここから、
せどりやWEB制作といった
遠回りの挑戦が始まりました。

👉 せどりに挑戦して分かった「向いていない人」の特徴
👉 WEB制作に挑戦して断念した理由

副業で遠回りして初めて気づいたこと

せどりやWEB制作に挑戦したあと、
「やってみたが、向いていなかった」
という結論にたどり着きました。

結果だけを見れば、
時間も労力も使って、
何も残らなかったように見えるかもしれません。

ただ、そのときの自分は、
過去に公務員試験に落ち、
貯金がほとんどない状態まで追い込まれていた頃のような
強い不安には包まれていませんでした。

副業がうまくいかなかったにもかかわらず、
生活や気持ちが大きく崩れなかった理由。
それを改めて考えるようになりました。


あとから分かった、資格とお金の知識が効いていた場面

振り返ってみると、
副業で遠回りしても致命的にならなかった背景には、
以前に身につけていたお金の知識がありました。

FPや簿記の勉強を通して、
家計の状況を把握できていたこと。
収入や支出のバランスを、
数字で冷静に見られていたこと。

そのおかげで、
「今すぐ稼がなければ生活が破綻する」
という状態ではないと判断できていました。

また、
投資や制度について最低限の知識があったことで、
極端な選択をしなくて済んだ面もあります。

副業が合わなかったとき、
焦って次の手を打つのではなく、
一度立ち止まる判断ができたのは、
資格で身につけた知識が、判断の土台になっていたから
だと今では思っています。

資格は「稼ぐ手段」ではなかった

ここまで書いてきた通り、
簿記やFPの資格を取ったからといって、
収入が急に増えたわけではありません。

副業のように、
短期間で結果が出るものでもないと思います。

それでも、私にとって資格の勉強は、
「稼ぐための道具」というより、
生活と気持ちを整えるための手段でした。

お金の不安が強いときほど、
人は判断を急いだり、
極端な行動を取りたくなります。

資格の勉強を通して、
制度や数字の仕組みを理解できたことで、
「分からないから不安」という状態から少し抜け出せました。

これは、派手な成果ではありません。
でも、日常の中でじわじわ効いてくる変化でした。


遠回りして分かった、資格の本当の役割

副業で遠回りして初めて、
資格の本当の価値が見えてきました。

資格は、成功を約束してくれるものではありません。
ただ、失敗したときに自分を立て直し、
冷静な判断に戻るための「土台」になってくれます。

私にとっての資格の役割は、主にこの3つでした。

  • 判断を数字で考えられるようにする(家計・生活の見える化)
  • 不安の正体を言語化できるようにする(制度や仕組みの理解)
  • 焦って極端な選択をしないためのブレーキになる

副業が合わなかったとき、
次の手を闇雲に探すのではなく、
一度立ち止まれたこと。

「自分は今どんな状態で、何が足りないのか」
を考えられたこと。

それらはすべて、
簿記やFPの勉強を通して身についた視点だったと思います。


まとめ:副業に疲れた会社員に伝えたいこと

資格を取った直後は、
正直「これが何の役に立つのか」と感じることもありました。

しかし、副業で遠回りして、
うまくいかない経験をして初めて、
資格で得た知識が自分を支えていたと気づきました。

資格は、一発逆転の道具ではありません。
ただ、遠回りしても崩れにくくする
現実的な土台になってくれます。

もしあなたが今、
副業に疲れていたり、
焦りで視野が狭くなっているなら、
資格という選択肢を「攻め」ではなく
整えるための手段として考えてみてもいいと思います。

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