30代会社員が投資を始めた順番:国債→旧NISA→金ETF→高配当株→新NISA(体験談)

お金(投資・家計)

結論:私が投資で買った順番(一覧)

投資を始めたいと思っても、「何から買えばいいのか分からない」「いきなり株は怖い」と感じる人は多いと思います。私も同じでした。
だからこそ私は、いきなり大きく勝負するのではなく、守り→制度→勉強→攻めの順番で、少しずつ投資に慣れる形を選びました。

私が実際に買った順番は、
国債(10万円程度)→旧NISA→勉強用の金ETF(数万円)→高配当株→新NISA です。

そして、私の投資方針は「余剰資金を長期で分散して生き残る」です
ここで言う余剰資金は、生活費や緊急資金を確保したうえでなくても困らないお金のこと
だから私は、焦って大きく張らずに、続けられる順番で経験を積むことを優先しました。

この記事では、この順番になった理由と、各ステップで「良かった点・微妙だった点」を体験談ベースでまとめています。
投資初心者が遠回りを減らすための現実的な順番として、判断材料になれば嬉しいです。

なぜこの順番になったのか(当時の不安と前提)

投資を始めた当時の私は、とにかく不安でした。

  • 損をしたらどうしよう
  • 何を買えばいいのか分からない
  • 勉強不足のまま始めて失敗したくない
  • でも、何もしないのも怖い

この状態で、いきなり高リスクなものに大きくお金を入れると、
値動きに耐えられずにやめてしまう可能性が高いと感じました。

私の投資方針は「余剰資金を長期で分散して生き残る」です。
だから最初から大勝ちを狙うより、まずは退場しない形を選ぶことを優先しました。

その結果、投資を「いきなり増やすもの」ではなく、
慣れるための練習として捉えるようになりました。

私の中で意識していたのは、ざっくりこの流れです。

守り(日本国債):まずは投資に触れてみる

制度(旧NISA):非課税の仕組みを使い始める

勉強(金ETF):少額で値動きを体験する

攻め(高配当株):目的を持って買う(配当・継続の動機)

アップデート(新NISA):制度変更に合わせて整理する


ステップ1 日本国債(最初の一歩にした理由)

投資を始めるとき、私がまず選んだのは日本国債(国債)でした。
理由はシンプルで、いきなり株に突っ込む勇気がなかったからです。

当時の私は「増やす」以前に、
投資という行動そのものに慣れることが必要でした。

株や投資信託は価格が動きます。
その値動きに慣れていない状態で大きく買うと、
下がったときに焦って売ってしまう可能性が高いと思いました。

だから最初は、比較的値動きのストレスが小さいものから始めて、
「買う→保有する→様子を見る」という一連の流れを体験してみようと考えました。

個人向けの日本国債なら1年持っていれば元本が保証されますからね。

良かった点:投資の“怖さ”が一段下がった

国債を持ってみて良かったのは、
投資=怖い、という感覚が少し薄れたことです。

いきなり大きな値動きを体験すると心が折れやすいですが、
最初の一歩を小さくすると、続けやすくなると感じました。

微妙だった点:増える実感は得にくい

一方で、国債は「短期間で増える」ものではありません。
資産を大きく増やす目的というより、
投資に慣れる練習として向いている、と今は思います。


ステップ2 旧NISAスタート(制度を使い始めた理由)

投資に少し慣れてきたあとに始めたのが旧NISAです。
ここで意識したのは、「何を買うか」だけでなく制度を使って続けるという考え方でした。

投資は、知識が増えるほど選択肢も増えます。
でも選択肢が増えるほど、迷って止まりやすくもなります。

だから私は、まず非課税制度という土台を作って、
「続けるための枠」を先に持つのが良いと思いました。

私が読んだ投資本でも「市場に居続けることの大切さ」が繰り返し語られていて、私の方針である「余剰資金を長期で分散して生き残る」にも合うと感じました。

迷いやすかった点:何を買うかより、続け方

旧NISAを始めるときに迷ったのは、銘柄そのものよりも
「自分はどう続けるのか」でした。

  • どれくらいの期間で考えるか
  • 値動きとどう付き合うか
  • 情報に振り回されず続けるにはどうするか

こういう“続け方の設計”が決まっていないと、
投資はブレやすいと感じました。

当時の選択:S&P500とオルカンの両方に投資していた

旧NISAでは、私は当初
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(通称:オルカン)
の両方に投資していました。
当時は「分散になるなら両方持った方がいいかも」と考えていたからです。

ただ、続けていくうちにもう一つ大事だと感じたのが、管理のシンプルさでした。
商品が増えるほど情報が増え、迷いも増えます。
私の場合はその「迷い」が、継続の邪魔になりやすいと気づきました。

その結果、私は 2025年4月にオルカンのみに変更しました。
※S&P500とオルカンの優劣を断定する意図はなく、私は「続けやすさ」を優先して一本化しました。


ステップ3 勉強用のゴールドETF(値動き耐性づくり)

旧NISAを始めたあと、勉強のつもりで買ったのがゴールドETF(金ETF)です。
ここでは大きな金額ではなく、数万円程度で「値動きを体験する」ことが目的でした。

株や投資信託の値動きは、慣れていないと想像以上に気持ちが揺れます。
でも、それを机上の勉強だけで理解するのは難しい。

だから私は、少額でいいから一度持ってみて、
「自分は値動きにどう反応するのか」を知りたいと思いました。

実際に持ってみないとわからないことってあると思うんです。

良かった点:感情が動くポイントが分かった

ゴールドETFを持ってみて分かったのは、
値動きそのものより、自分の感情がどう動くかでした。

  • 上がるともっと買いたくなる
  • 下がると不安になって理由を探したくなる
  • ニュースで気持ちが揺れる

こういう感情の動きが分かると、
次に投資判断をするときに冷静になりやすいと感じました。

微妙だった点:目的がないと「何のために買った?」になりやすい

一方で、勉強目的で買うと
「結局これは自分の資産全体の中で何を担っているのか?」
が曖昧になりやすいです。

だから私は、ゴールドETFはあくまで
“値動きに慣れるための経験”という位置づけにしました。


ステップ4 高配当株(なぜ攻めに移ったか)

国債・旧NISA・金ETFで「投資に慣れる」経験を積んだあと、次に挑戦したのが高配当株でした。
私が高配当株を選んだ一番の理由は、正直に言うと「お小遣いを増やしたかったから」です。

投資の目的というと立派に聞こえる言い方もありますが、当時の私はそこまで整理できていませんでした。
ただ、給料とは別に小さくでも“戻ってくる感覚”がある方が、続けやすいと考えました。

高配当株は、値動きだけに振り回されずに済む「持つ理由」を作りやすいところがあります。
私にとって配当は、結果そのものというより、投資を続けるためのスイッチになりました。

良かった点:配当があると、投資が続けやすくなった

高配当株に挑戦して良かったのは、
「上がった下がった」だけでなく、持っている理由がはっきりしたことです。

値動きに一喜一憂していると疲れますが、
配当という分かりやすい目的があると、落ち着いて保有しやすくなりました。

思わぬ副産物:株価や経済に関心を持つようになった

もう一つ、やってみて意外だったのが、
株価や経済のニュースに自然と関心が向くようになったことです。

「配当が出る会社って、どんな会社なんだろう」
「景気や金利が動くと、どう影響するんだろう」
こういう疑問が出てきて、投資が“勉強”ではなく“生活の一部”に近づいた感覚がありました。

注意点:利回りだけで選ぶとブレやすい

一方で、高配当株は利回りだけで選ぶとブレやすいとも感じました。
「配当が高い=安心」とは限らず、あとから不安になって調べ直すこともあります。

だから私は、高配当株に進むタイミングで
自分なりの“買う基準”を決める必要があると思いました。


ステップ5 新NISA(なぜ移行したか)

最後が新NISAです。
ここは「新しい制度が始まったから乗り換えた」というより、
自分の投資を整理し直すタイミングとして大きかったです。

旧NISAで制度に慣れて投資の経験値が少しずつ増えた頃、
新NISAが始まったことで「この先どう続けるか」を改めて考える機会になりました。

  • 積立をどう続けるか
  • 配当(高配当株)とどう住み分けるか
  • 情報が増えても迷わず継続するにはどうするか

私の投資方針は「余剰資金を長期で分散して生き残る」です。
この方針に立つと、短期の当たり外れよりも、
続けられる形に整えることの方が優先度が高くなります。

新NISAでも当初はS&P500とオルカンに投資していた

新NISAでも、当初は旧NISAと同じように
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(通称:オルカン)
に投資していました。

ただ、続けていく中で「商品を増やすほど迷いも増える」という問題がはっきりしてきました。
そこで私は、管理をシンプルにして継続しやすくするために、
2025年4月にオルカン一本に整理しました。

良かった点:投資方針が“言語化”できた

一本化したことで、銘柄選びに悩む時間が減り、
「自分は何のために投資をするのか」がより明確になりました。

私の場合は、投資を一発逆転の手段にするのではなく、
生活を安定させるための土台として続ける、という考え方に落ち着きました。

これから投資を始める人へ(失敗しないための考え方)

ここまで書いた順番は、あくまで私の体験談です。
ただ、初心者が遠回りを減らすための考え方として、伝えたいことがあります。

① いきなり正解を探さない

投資は「正解の銘柄」を探すほど、迷って止まりやすくなります。
最初は正解探しよりも、続けられる形を作る方が大事だと思います。

② 少額で「経験値」を買う

値動き、ニュース、自分の感情の揺れ方。
これは本や動画だけでは分かりません。
だから私は、無理のない範囲で経験しておくのが大事だと思いました。

③ 自分が続く形を作る(投資の“型”を持つ)

守りから入るのか、制度から入るのか、配当で動機を作るのか。
方法は人それぞれでも、共通するのは
止まらない仕組みがあるかどうかです。

副業でもそうですが、続かない形は結局消耗します。
だから投資も、気合いではなく、仕組みで続けるのが現実的だと感じています。


まとめ:初心者の私には「守り→制度→勉強→攻め→整理」の順番が合っていた

私が投資で買った順番は、次のとおりです。

  • 国債(10万円程度)
  • 旧NISA
  • 勉強用の金ETF(数万円)
  • 高配当株
  • 新NISA

この順番は、投資の知識が十分でなかった私が、焦って大きく張らずに続けるための“現実的な型”でした。
投資は、始める前が一番怖いと思います。でも最初の一歩を小さくして、少しずつ経験を積むことで、「怖くて止まる」状態は避けやすくなります。

※本記事は私の体験談であり、投資の正解を断定するものではありません。生活防衛資金を確保したうえで、無理のない範囲で続けることを前提にしています。


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